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ダクタイルパン 22サイズ

13,000円(税込14,300円)

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鋳造の難題を克服。
岩手製鉄独特の「ダクタイル薄肉化技術」で従来の鋳物の半分の薄さを実現。


一般的な鋳物は厚くすることで強度を出しています。
しかし、厚くすることは重くなることにつながるため、キッチンウエアには向きません。
そこで岩手製鉄が挑戦したのが、薄くても強い鋳鉄でできた鍋。
それが「ダクタイルポット」です。
「ダクタイル」とは、球状黒鉛鋳鉄とも呼ばれ、一般的な鋳物のように黒鉛同士がつながることなく、鉄と鉄が結合した強靭な構造でできています。
しかし、ダクタイルは薄くすることが非常に難しい物質で、安定した薄肉化は困難とされてきました。
しかし、岩手製鉄は4年を越える歳月と1,000回以上のトライ&エラーを繰り返し、この課題をクリア。
100%の精度でのダクタイル薄肉化技術を確率することで、従来の鋳物製品の常識を覆す約半分の薄さ・軽量化を実現しました。


鋳鉄鉄器で世界初の鋳物3層構造。
これが「錆びにくい鉄器」を実現しました。

「錆びる」とは簡単に言えば「酸化する」ことです。
また、鉄は傷つくとより錆びやすくなります。
この二つの課題を、岩手製鉄は世界初の技術で解決しました。
それが「鋳物3層構造」。
まず鋳物生地の上に前述の窒化加工を行います。
これによって鋳物表面が固く強靭になり、たわし等でゴシゴシ擦ってもほとんど傷つくことが無くなります。
さらに、この窒化層の上に酸化加工を行います。
酸化加工とは、意図的に黒く酸化させる(錆びさせる)ことでそれ以上錆びない状態をつくる技術。
窒化と酸化、ふたつの加工処理法を独自の技術で融合することで、錆止めを塗布することなく比類ない防錆構造が実現しました。


コーティング剤不使用。
「鋳物3層構造+鋳物の凸凹」が焦げつきを防ぎます。


ホーロー鍋やフッ素樹脂加工の鍋とは違い、ダクタイルポットは焦げつき防止用コーティング剤を塗っておりません。
にもかかわらず、ダクタイルポットは驚くほど焦げつきません。
なぜなら、ここにも鋳物3層構造が威力を発揮しているからです。
窒化処理により表面に2〜3μmほどの細かい凸凹が形成されるため、食材の設置面積が少なくなり、また油の馴染みも良くなります。
そのため少量の油でもムラなく全体に行き届き、焦げつきが大幅に抑えられるのです。
また、コーティングをしていないので、「フッ素樹脂が剥げてきて焦げるようになった」といった機能の劣化とも無縁です。


創造と技術で豊かな未来を拓く岩手製鉄

当社は1949年(昭和24年)に岩手県北上市において製鉄業を目的として設立して以来70年の歴史を重ねてまいりました。
設立当時は、戦後(第二次世界大戦)復興期を支える製鉄事業を展開し、国内基幹産業向けに高炉による鋳物用銑鉄の生産販売を行なってまいりました。
1994年(平成6年)には世界的な銑銅不況から銑銅業界の大規模な集約再編が行われたのを期に当社は製鉄業から撤退し工業用鋳物製品の製造業へ事業転換を行いました。
こうした製鉄・鋳物製造によって長年培われた技術と実績をベースに今回、当社独自の薄肉強靭鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)と、窒化・酸化処理による表層改質の複合技術によって、軽い・錆びにくい・焦げつかない、三つの特徴を備えた世界初の鉄器を開発し、国内および海外に向けて発売することになりました。
当社は人々の暮らしや環境、安全がより快適な方向へ進化していく中で、高度な技術の追求と柔軟な発想を持ち絶え間なく新しい力を生み出すことを理念とし、常に社会に貢献できる企業を目指しております。


他サイズもご用意しております⇩

ダクタイルパン 26サイズ

スキレット 16サイズ

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